Baidu IME_2014-2-13_17-7-38今日の朝のご挨拶は、私の事務所の最寄り駅となる住之江公園駅にて。いつも特にお世話になっている東参議院議員と一緒に、皆さまへお声掛けをさせて頂きました。

午前中は、ご挨拶廻り。私の先輩とも言える、産休中の中学校の先生からご意見を頂戴しました。
曰く、今現在、一学年40人。もっと少人数学級にして、今よりももっと一人ひとりの子供の顔をじっくりと教師が見つめられるようになることで、教育の質を上げることも可能なはず。

全国学力テストの結果が公表され、学力の底上げが図られたとのことだが、教師としてはそのような印象がない。小学生レベルのことを、もう一度中学でやり直さないと、先へ進めないのが現状。
土曜日に授業をやっても、教育の質が変わっていないのに量だけ増やしたところで、効果が上がるものではない。
一学年25人前後にして、できれば教科ごとにアシスタントなりチューターが付いてくれれば、教師の目がより細やかに個々の子供へ向く余裕ができ、お互いにとってよりベスト!
…私もやがて学童を持つ母となる日を近い将来迎えますが、本当に仰せごもっともという思いで耳を傾けました。

特に、土曜日授業の点は、別の意味でも考えさせられました。
週休二日制が珍しかった昭和の時代とは今は違う訳で、親は休みで家に居るのに子供は学校、というのでは、親子のコミュニケーションの限られた機会が失われてしまいます。子供は社会性を身に付け人間づきあいの幅が広がっていくと同時に親離れしていくものですが、だとすれば、本当に親子が一緒に居られるのは幼少~小中学校時代までと言っても大げさではないでしょう。

次世代を担う子供の教育とは、学力向上だけではありません。殺伐とした犯罪が増え心が凍りつく事件を最近も幾度となくニュースで目にしますが、人格を磨き人としての温かみや思いやりを、純真無垢な子供のときにしっかりと教育現場や家庭環境で染み込ませることが出来れば、こんな事件も少しは減って行くはずなのです。
誰もが犯罪者を育てるつもりで子供を授かる訳はないのですから、単に目先の学力ではなく、全人格的な道徳・素養を磨ける教育とは何か、というものを、今一度私も考えなければなりません。

お母さん、ありがとうございました☆
(佐々木りえブログより転載10/27)

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